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消費者のお役に立つ牛の話・お肉の話を不定期に掲載します |
ちょっと寄り道、鹿児島黒豚の話
ついでといっては何ですが、やはり偽装が問題となった黒豚のお話です。
ブランドの数だけ偽ブランドがあるなんて言いますが、鹿児島黒豚の場合流通している量の9割がニセモノという試算もあるくらいひどい状況です。
当社も指定を受けている鹿児島黒豚の指定販売店になるには、年間2000Kg以上の販売量をクリアできて、鹿児島県黒豚生産者協議会が発行する証明書を(再利用したり他店に横流したりせず)期限内に100%返還するなどの条件があります。
ただ、指定店への条件付けを厳しくされている割りに、ニセモノの流通は野放しにされているように思います。ブランドを守るためにはニセモノを扱う業者を刑事告発するなどの強い姿勢が必要ではないでしょうか。
黒豚証明書
外国生まれの国産牛って何?
BSE騒動の余波と呼ぶには余りにも情け無いY食品やS社など食肉販売大手による牛肉偽装事件。
JAS法に違反する詐欺行為で、業界全体の信用を失墜させてくれました。
しかし、あえて申し上げたいのは、そもそもJAS法自体私に言わせれば企業の都合優先・消費者無視のザル法だということです。改正JAS法のポイントは簡単に言えばお客様が商品を選ぶ際に役に立つ表示を義務付けるということのはずです。ところが現実には「国内で3ケ月以上肥育した牛は国産牛と表示してもよい」ことになっています。アメリカ産でもオーストラリア産でも、最後の3ケ月日本で飼えば国産牛です。
なぜこんな紛らわしいことが許されているのでしょう?黒牛と言えば和牛の代名詞。多くの方が最高級肉用牛である黒毛和種をイメージされますよね。でも世界には毛の黒い肉用牛は他にもいます。そういう牛を日本で3ケ月だけ飼い、漢字で○○黒牛とブランド名を付けて「国産牛」として販売したい業者がいるのです。そして大手の業者はこうした詐欺まがいの法律を通すことが出来る政治力があるんでしょうね。どうかこういったカラクリを見抜ける賢い消費者になって下さい。
美味しい牛肉の見分け方
牛肉はセリ市で取引させる相場ものですし豚や鶏と違って個体差が大きい食材ですから同じ店で同じ値段の商品でも 毎回まったく同じ品質ということはありません。
そこで新鮮で美味しい牛肉を見分けるポイントをいくつかご説明しましょう。
まず つやがあって鮮紅色のものを選んで下さい。次に切り口のきめが細かく しっとりとしたものが上等です。全体にかさついたものは避けた方が無難です。脂肪の色は純白よりややクリーム色がかったものの方が味が濃くて美味です。
肉色が茶色っぽくなったものや赤身と脂身の境目がぼやけたものは鮮度が落ちています。もちろん商品の回転が速い繁盛店から吟味されることをお薦めします。
牛の世界にもあるいじめ(その2)
強い牛は頭を下げて額から突進します。大人になって角が伸びれば、結果的に角で相手を傷つけますが、牛の攻撃は角突きというより頭突きですね。
そこで強い牛の額に、裏に突起のついたプレートをバンドで取り付けてみました。相手に頭突きをすると自分が痛い目にあうわけです。
この角突き防止器具の効き目はバッチリで、特に子牛の時からつけると100%いじめが無くなり、みんな仲良く育ちます。この器具、名付けて「モゥ〜やらん」今では全農を通じて全国の牧場に販売しています。
人間用もあればいいのですが・・・?
牛の世界にもあるいじめ(その1)
高見牧場で育てる牛は自家生産を除き、生後10ケ月ぐらいの子牛をセリで買ってきます。導入当初は8頭を群飼いしますが、マスに入れた途端に角突き合戦が始まり、その日のうちにボスから8番まで順序が決まります。その後はエサを食べるのも良い場所で寝るのもボスが一番。弱い牛は最後に残り物のエサを食べ最後に寝る生活。その間も始終角突き攻撃にさらされます。弱い牛は充分なエサも食べられず、ストレスが溜まり良い肉牛には育ちません。そこで私が考案したのが・・・(つづく)
美味しい肉屋を見つけるコツは・・・?
当たり前のことですが、試し買いをして、食べ比べるのが一番。でも一杯並んでいる商品のどれを買えばいいのか悩みますよね。ズバリ高いお肉を買う必要はありません。
牛の小間切れと牛ミンチそれに牛すじを買ってみて下さい。この3点が新鮮で美味しければ、そのお店はまず大丈夫!何を買っても美味しいはずです。 |
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